【注目選手&レース展望】 第1回レジェンド神山雄一郎カップ2025を制するのは?ライン構成と展開予想も解説

1. 大会概要・見どころ
雷神バンクに名手集結!地元の英雄が連覇を狙う—
「宇都宮競輪開設76周年記念 第1回レジェンド神山雄一郎カップ(GⅢ)」が5月15日から18日の4日間、宇都宮競輪場で開催されます。地元・栃木の誇りでありディフェンディングチャンピオンの眞杉匠が、栃木のレジェンド・神山雄一郎の名を冠する初代王者の座を死守すべく参戦。対するは古性優作、新山響平、平原康多らS級S班のトップレーサーたち。全国から強豪が集う宇都宮バンクで、誰が初代「レジェンド」の称号を手にするのか。激戦必至の記念GⅢ、その見どころを徹底展望します。
大会概要
開催期間:2025年5月15日(木)〜5月18日(日)
開催場所:宇都宮競輪場
主な出場選手:
眞杉匠、平原康多、坂井洋、古性優作、新山響平、清水裕友、松浦悠士、菅田壱道など
2. バンク特性の解説
宇都宮競輪場の特徴と攻略ポイント

宇都宮競輪場は1周500mの大型バンク。直線がやや長めでカーブがきつい扁平型バンク(最高カント25度47分)が特徴です。直線の長さときつめのカーブにより、先行選手に不利なコースといわれています。番手選手ですら差されるシーンが見られる「交わしの交わし」が決まりやすく、後方一気の追い込みが決まりやすいバンクとしても有名です。
ただし、2009年のメインスタンド改築でゴール前の「見なし直線」が67.9m→63.3mに短縮され、さらに大型ビジョンが2コーナー側に設置されたことで、以前に比べて先行選手も仕掛けやすい設計になりました。とはいえ、決まり手データでは「差し」が48%と高く、「捲り」28%、「逃げ」24%と、依然として差し・追い込み型の選手に有利な傾向が見て取れます。
風の影響も大きい
1コーナーから2コーナー、ホーム側にかけてスタンドの吹き抜け部分や周囲の建物の少なさから風が通り抜けやすい構造になっています。特に風向きによっては先行選手の脚に負担がかかり、後方の選手が有利になるケースも多い点は要注意です。
宇都宮競輪場の攻略ポイント
✅後方からの差し・捲りが決まりやすい
→ レース終盤に強い差しタイプの選手を軸にするのがセオリー。
✅風向きに注目
→ 1コーナー~2コーナーにかけて吹く風が展開を左右。開催当日の風向き情報をチェック。
✅先行選手でも粘れる条件が揃えば狙える
→ みなし直線が短くなったため、ペース配分のうまい先行選手や、強力な番手選手を連れての先行は狙い目。
✅GⅢ・記念レースではラインの強さが重要
→ 宇都宮は直線が長い分、番手~3番手の選手が差し切るケースも多いため、ライン3番手の選手の3着付けも妙味あり。
✅後方の一発捲り型は大外一気も決まる
→ 捲り屋にとって「大回りでも届く」コース。自在型の中でもタテ脚が鋭いタイプは注目。
- 地元密着の本気予想!
-
トップギアは、地元競輪場に精通した予想師や元選手とのネットワークを活かし、現場感覚を重視した精度の高い予想を提供する競輪予想サイトです。無料予想でも高額的中実績があり、初心者でも安心して始められる充実のサポート体制を完備。今なら1万円分のポイントプレゼント中で、登録料・年会費は永久無料。LINE相談も可能で、競輪で本気で勝ちたい方に最適なサービスです。
3. 注目選手と勝負ポイント
平原康多│眞杉匠│坂井洋

平原康多[埼玉/87期/SS]は埼玉県出身のS級S班レーサーで、卓越した追込み技術と抜群の安定感を誇るオールラウンダー。GⅠ・GⅡでの優勝経験も豊富で、関東の中心選手としてラインの要を担う存在。近年は落車の影響が心配されるが、勝負強さとレース巧者ぶりは健在で、番手からの差しや位置取りの上手さに定評がある。記念競輪やビッグレースでは常に優勝争いに絡む実力者だ。
眞杉匠[栃木/113期/SS]は栃木県出身のS級S班レーサーで、鋭いダッシュ力と高い機動力を武器とする若手のホープ。自在性にも優れ、捲りや先行を状況に応じて使い分ける柔軟なレース運びが持ち味。地元・宇都宮を拠点に着実に実績を積み上げ、GⅠ・GⅡでも決勝進出を重ねる。地元記念では積極策でファンを魅了し、攻めの走りで頂点を狙う。
坂井洋[栃木/115期/S1]は栃木県出身のS級1班レーサーで、積極的な先行力と粘り強さが魅力の自力型。果敢な逃げやまくりでレースを作る攻撃的な走りを信条とし、地元・宇都宮記念などではラインの先頭を担いチームをけん引する存在。近年はビッグレースでも着実に結果を残し、さらなる飛躍が期待される。勢いに乗った一発勝負に注目が集まる
新山響平│古性優作│清水裕友│松浦悠士

新山響平[青森/107期/SS]はトップクラスのダッシュ力とパワフルな先行力が持ち味の自力型。果敢な逃げでラインを引っ張り、粘り強い走りでゴール前まで踏み切る競走スタイルが特徴。GⅠ・GⅡでも活躍を重ね、北日本地区のエースとして存在感を発揮。積極性あふれるレース運びでファンを魅了し続ける。
古性優作[大阪/100期/SS]は卓越したテクニックと高い位置取り能力を誇るオールラウンダー。自力・番手どちらもこなせる柔軟性に加え、勝負どころでの冷静な判断力が光る。GⅠ優勝をはじめ数々のビッグタイトルを獲得し、近畿地区の大黒柱としてチームをけん引。高い3連対率を誇り、安定感抜群の実力者だ。
清水裕友[山口/107期/SS]は爆発的なダッシュ力と鋭い捲りを武器にする若手トップクラスの自力型。積極的な攻めの姿勢でGⅠ・GⅡでも優出を重ね、着実に実績を積む。体調面の波もあるが、流れをつかめば一気の捲りで展開を一変させる力が魅力。中国地区のエースとしてラインの先頭を担い勝利を目指す。
松浦悠士[広島/98期/S1]は、抜群の加速力と自在性を兼ね備えたオールラウンダー。自力・番手どちらでも高いパフォーマンスを発揮し、勝負強さと冷静な立ち回りでビッグレースでも上位争いを繰り広げる。GⅠタイトルホルダーとして中国地区のエースを担い、ラインの要として仲間を引っ張る存在。安定感ある戦いぶりに定評がある
レジェンド神山雄一郎カップの車券の買い方のコツ
「第1回レジェンド神山雄一郎カップ(GⅢ)」が行われる宇都宮競輪場は、1周500mの大型バンクで差し・追い込みが決まりやすいコースです。この特徴を踏まえると、車券を購入する際の狙い方にもコツがあります。
①「差し」「マーク」を重視したフォーメーションが基本
宇都宮競輪場の決まり手(1着)データは「差し48%」「捲り28%」「逃げ24%」。
差しが決まりやすい傾向がはっきり出ているため、番手選手や3番手選手からの差し切り、マークからの抜け出しを狙った車券が有効です。
【買い方例】
・1着:番手選手・差し型選手
・2着:先行型・番手型
・3着:自在型・マーク型・追込み型
※「1着に差し」「2着に逃げ」を意識したフォーメーションや、番手選手の1着固定も有効。
②「ライン重視」+「中団以降からの追込み」にも目を向ける
記念競輪ではラインの強さ(チームワーク)が結果に直結します。宇都宮バンクでは「番手~3番手の差しが決まりやすい」ため、ライン3番手の3着付けもおいしい配当になることが多いです。
【買い方例】
・3連単で「1着:番手」「2着:先行」「3着:3番手・後方自在型」
・ライン3番手からの3着流し
③「古性優作」「眞杉匠」は外せない存在
今大会はS班選手として古性優作・眞杉匠らが出場。
古性は自力・番手どちらも対応でき、3連対率80%超えの抜群の安定感。眞杉は地元記念で地元ファンの後押しもあり、積極策を打つ展開が予想されます。
「眞杉が逃げて古性が差す」パターン、「古性が番手から差す」パターンなど、2人の位置関係を意識してフォーメーションを組むのがポイント。
④風の影響や展開に注意
宇都宮バンクは1コーナー~2コーナー、ホーム側に風が吹き抜けやすいため、先行選手が苦しくなりやすい一方、捲り・差しが届きやすい展開が多いです。
当日の風向き情報を確認して、強い向かい風なら「差し・捲り」、無風~追い風なら「先行粘り」も警戒。
⑤意外性を狙うなら「交わしの交わし」
宇都宮は「交わしの交わし」が決まるバンク。
ゴール前でさらに外から差される展開も珍しくなく、3着に外の選手や別線の追込みが突っ込むケースがあるため、ヒモ荒れを狙った3連単・3連複も面白いです。
【まとめ】
- 「差し」優位のバンクなので、番手選手の1着固定が基本
- 「ライン3番手の3着付け」も妙味
- 古性優作・眞杉匠の動きを中心にフォーメーションを考える
- 当日の風向きで展開予想を微調整
- 穴狙いは「交わしの交わし」に要注目
戦術とデータを駆使して、記念競輪ならではの熱戦をぜひ楽しんでください。
- 地元密着の本気予想!
-
トップギアは、地元競輪場に精通した予想師や元選手とのネットワークを活かし、現場感覚を重視した精度の高い予想を提供する競輪予想サイトです。無料予想でも高額的中実績があり、初心者でも安心して始められる充実のサポート体制を完備。今なら1万円分のポイントプレゼント中で、登録料・年会費は永久無料。LINE相談も可能で、競輪で本気で勝ちたい方に最適なサービスです。