300万以上の超高額配当を出したのはいつ?トップ10を紹介

競輪の高配当ランキングをまとめました。3連単は競輪場の条件を問わず超高配当が出る。全般的にランキング上位の配当はF1・F2のグレードが中心。もっとも当てやすい券種のワイドは人気順が中間くらいでも歴史に残る高配当になるなど、高配当事例から競輪の傾向を分析できます。

高配当ランキング

MONEYと文字と一万円札

競輪は原則9車立て、ミッドナイト競輪やガールズケイリンでは7車立て行われ、適度に当たりやすくて平均配当の高いバランスの良さから注目を集めています。
一方で最大18頭立ての競馬に比べて高配当の出にくい特性を持ちますが、これまで300万円車券以上の高配当を出した実績が多数あります。 競輪高配当ランキングをご覧になれば分かるとおり、F1かF2のグレードの低いレースで大波乱が起こりやすいです。

3連単の高配当ランキング

順位 配当金 日時 人気
1位 4,760,700円 2006年9月21日奈良10R(F2) 8-4-5(498番人気)
2位 4,582,050円 2011年1月12日小田原2R(F1) 6-7-9(494番人気)
3位 4,495,120円 2003年9月7日富山7R(F1) 8-6-9(501番人気)
4位 3,715,420円 2010年10/15日立川5R(F2) 8-9-4(478番人気)
5位 3,677,320円 2018年2月23日小田原10R(F2) 4-8-2(487番人気)
6位 3,611,620円 2018年11月22日静岡6R(F2) 6-2-3(495番人気)
7位 3,439,350円 2018年3月23日川崎9R(F2) 8-6-5(498番人気)
8位 3,345,220円 2010年3月8日川崎4R(F2) 4-3-1(479番人気)
9位 3,292,270円 2008年2月23日大宮6R(F2) 6-7-4(503番人気)
10位 3,221,920円 2014年2月19日いわき平8R(F2) 4-6-5(490番人気)
超高配当の傾向

トップ10の競輪場を見れば分かるとおり、競輪場は分散されていて特定の条件だけ荒れやすいということはありません。
2つのランクインを果たした川崎競輪場の場合、400mバンクでスタンダートな形状。直線が長めでカントが緩やかな大宮競輪場でも約330万円の高配当を出した実績を持っています。

2019年以降では22位にあたる296.3万円が最高。近年は超高配当の大波乱レースが少なくなっていて、インターネット情報の充実から波乱要素を的確に分析する情報が増えたことが要因です。
ネット投票の普及で、オッズの低い車券を狙って買う人や、数字だけの組み合わせで予想する人が増えた影響もあります。

ワイドの高配当ランキング

単勝・複勝のない競輪ではワイドがもっとも当たりやすい券種と言われています。
ワイドの高配当ランキングTOP10をご覧ください。

順位 配当金 日時 人気
1位 104,970円 2016年4月24日松阪7R(F2) 5-7(21番人気)
2位 90,600円 2016年3月27日いわき平6R(F2) 1-3(12番人気)
3位 66,450円 2009年6月25日観音寺5R(F2) 2-8(20番人気)
4位 58,050円 2002年12/29日いわき平10R(F2) 3-6(35番人気)
5位 52,070円 2018年10月10日平塚4R(F1) 4-6(35番人気)
6位 49,770円 2016年11月5日京王閣1R(F1) 1-7(15番人気)
7位 46,120円 2014年6月7日富山11R(F2) 4-7(27番人気)
8位 45,920円 2018年11月10日小松島10R(F1) 4-8(36番人気)
9位 44,800円 2015年6月29日松山9R(F2) 6-8(36番人気)
10位 41,020円 2020年2月22日西武園1R(F2) 2-6(19番人気)
決まり手のデータに差が

ワイドでは高配当の発生率が低く、ランキング上位でも配当額の差が大きくなります。
なお、ワイドの次に当たりやすい2枠複の場合で高配当ランキング1位が10,800円。2~4位が9万円台です。

ワイドは9車立てで36通りありますが、ランキング上位が必ずしも最下位付近の人気とは限りません。
当てやすい券種は本命が堅くて特定の選手に投票が集中した時に、歴史的な高配当が付きやすいです。
4万円以上の配当が付くことは滅多にありませんが、これまでのデータを見る限りは最高記録を塗り替えられる伸びシロを感じます。