競輪予想の攻略に役立つ最新情報をまとめて紹介します。

第38回 読売新聞社杯全日本選抜競輪

2023年2月23日(木・祝)～26日(日)
2023年のG1開幕戦は高知500バンクが舞台。500バンクのG1開催は2014年の高松宮記念杯以来、9年ぶり。今年最初のG1王者は誰だ！

【前回】第37回全日本選抜競輪(取手)/決勝

二車単/１－９ /2,680円　三連単/１－９－５ /19,750円

着	車番	選手名	年齢	府県	期別	級班	上り/着差	決/H/B
１	1	古性優作	30	大阪	100	SS	11.3	差し
２	9	松浦悠士	31	広島	98	SS	3/4輪	捲り
３	5	新田祐大	36	新潟	90	S1	1/8輪
４	2	佐藤慎太郎	45	福島	78	SS	1/2身
５	4	深谷知広	32	静岡	96	S1	3/4身
６	7	浅井康太	37	三重	90	S1	3/4身
７	８	成田和也	42	福島	88	S1	3/4輪
８	3	平原康多	39	埼玉	87	SS	1/2身
９	6	太田竜馬	25	徳島	109	S1	大差	HB

注目①3億円レーサー脇本雄太が大会初Vへ

V最有力候補は、脇本雄太。2022年グランプリを制し初王者、前人未到の3億円レーサーとなった脇本雄太。そんな最強レーサー脇本が、残すG1タイトルが全日本選抜と競輪祭の2つ。

グランプリを含むグランドスラムを目論む最強レーサーが大会初Vに照準を合わせる。

注目②大会連覇を目指す古性優作

大会連覇を目指す古性優作もV筆頭。グランプリ奪還へ向け縦横無尽な立ち回りから、昨年に続きスタートダッシュを決めるか。

脇本との連携や、競輪祭で存在感を示した山田久徳、野原雅也、稲川翔、村上博幸、三谷竜生、東口善朋など層の厚いメンバーが揃う近畿勢。

注目③安定感抜群の松浦悠士

中国勢を引っ張るのは全日本選抜4年連続で優出中の松浦悠士。S級復帰を目指す清水裕友とのゴールデンコンビの完成度は、もはや説明不要の域。
昨年準Vの悔しさを晴らすべく2023年、反撃の狼煙を上げる。さらにヤンググランプリ好走の町田大我や柏野智典、桑原大志、岩津裕介の台頭が見られれば面白い。

その他シリーズ展望

北日本勢はS級S班4名を擁する。グランドスラマー新田祐大は5年ぶりの大会Vを目指す。
昨年、競輪祭でG1初制覇の新山響平も先行力を活かすか。バンク相性良好の佐藤慎太郎はもちろん今年も健在。
守澤大志は鋭い差し脚から悲願達成を狙う。

関東勢は大黒柱・平原康多を筆頭にS級復帰を目指す宿口陽一、吉田拓矢。ヤンググランプリでワンツー決めた菊地岳仁、吉田有希もG1の大舞台で存在感をアピールできるか。
南関東では2年ぶりの大会V奪還を目指すS班の郡司浩平が今年も君臨。1走目からアクセル全開で挑む。
さらに坂井洋と眞杉匠の強力・栃木コンビの動向にも注目したい。

中部勢の中心・浅井康太は、過去5度優出経験を持つ。あと一歩、優勝には手が届いていないが、相性の良いバンクで6度目の正直なるか。
キレのある動きで成長著しい橋本優己や柴咲淳、坂口晃輔など数精鋭の中部勢の強力な攻めに注目。

地元・四国勢は太田竜馬が燃える。9年ぶりの地元地区開催に燃える四国勢。注目の太田竜馬は、前大会で久々のG1優出。タイトルに手が届いてもおかしくないポテンシャルを秘めるだけに四国G1は絶好の舞台だ。
さらに抜群のスピードで3度目のG1出場となる犬伏湧也。小倉竜二、阿竹智史、高原仁志も展開次第で浮上も。

九州勢は穴党なら狙いたい。九州勢で注目は昨年G1戦線でも存在感を見せた山田庸平、荒井崇博が悲願のタイトル奪取を狙う。北都留翼、丸岡辰泰らの奮起で園田匠、中本匠栄にもチャンスはあるはず。
そして穴党は野田源一、小川勇介の強烈なタテ脚に注目。

攻略バンクデータ・特徴

バンクデータ
見なし直線距離	52.0ｍ
最大カント	24°29'51"
バンクレコード	13.1秒 島川将貴 2021/07/31

高知500バンクは直線は、短くコーナーが長い丸いコースレイアウト。同じ500バンクの宇都宮や大宮に比べると特殊なバンク。
先行でも上手く駆ければ前残りも十分。そしてカントが緩いこともあり、3コーナー登りで外に膨れる傾向。
仕掛けのタイミングが重要で、場所によっては全然進まないというケースも珍しくない。

2023年レース記事はコチラ

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